第46回 限りなく下敷きに近い透明の回
こんばんは戸倉です。
突然ですが昔話をします。
中学生の頃、部活の時間を使い課題をしていた時のことです。当時私は透明な下敷きを使っていました。
いや、使っていたのはいいんです。
そこに「あたかも下敷きのような透明」と
マジックペンで書いていました。
そんなこともどうでもいいんです。
本題はここから
課題をしていると、教室に校長先生が入ってきました。
そして私のその透明の下敷きを見るなり
「ほんとだね〜これは確かに、下敷きみたいな透明だ」
的なことをおっしゃりました。
ビックリしました。
校長先生がそれに言及してきたのは勿論、初めて「自分でもよくわからないがたまにしちゃう奇行」が肯定されたのです。
ビックリしました。
わたしには到底できないその器に、今でも衝撃を覚えています。
明らかな人の奇行を肯定する。その行動と思考の難しさ。
自分はいつも人が行うことなすこと「こうあるべき」と勝手に決めつけていないか。
改めて自分の行動を鑑みるきっかけになりました。
すごいな。
私はそんな人になれるだろうか。
なんの話だよ。
おやすみなさい。